せっかく手に入れたお花、少しでも長く楽しみたいですよね。
少しのコツで花の寿命は結構変わりますよ。
今回は、お花が長持ちするコツをお伝えいたします。
■実践して欲しい6つのこと
1.花瓶は清潔に!
花瓶を綺麗に洗います。飾ったときの見た目も良くなります。
2.切花活力剤を使いましょう!
花瓶に切花栄養剤を加え、正しい分量の水を入れて薄めます。
3.余分な下端は取り除きましょう!
余分な下葉を取り、葉が液に浸からないようにします。
4.茎の先端を斜めに切り戻しましょう!
清潔で鋭利な刃物で、茎元を斜めに切り戻し、すぐに飾ります。
5.傷んだ花や葉は取り除きましょう!
傷んだ花や葉は取り除き、他の花に害を与えないようにします。
6.液のお手入れをしましょう!
液が減ったら切花栄養剤を薄めた液をつくり、補充します。液が濁っていたら取り換えます。
■避けて欲しい3つのこと
1.風のあたる場所には置かないでください!
エアコンの吹き出し口など風のあたる場所は避けます。
2.直射日光のあたる場所は避けましょう!
直射日光のあたる場所は避け、なるべく涼しい場所へ置きます。
3.エチレンガスの影響を受けないようにしましょう!
エチレンガスを発する果物等から離して飾ります。
●コツをまとめた動画です●
■長持ちするお花を手に入れましょう
1.入荷日から日が経ってないお花
当然のことですが、花は生鮮品ですので、農場で採花されてから日数が経過していないもの=その後の日持ちが長くなります。
その為、商品の回転が良い花屋であり、入荷日管理を徹底している生花店で買うのが望ましいです。
2.水あげ処理がしっかり施されているお花
生産地で採花された後、箱の中で乾燥状態で輸送されてくる花がほとんどです。
そのため、花に水をしっかり吸わせてあげる「水あげ処理」が必要になります。
その水あげ処理をしっかりしている生花店で購入するのが望ましいです。
3.導管が詰まっていない花
水が汚れているとバクテリアがお花の水を通る管(導管)で繁殖し、内部組織を破壊し導管を詰まらせてしまいます。
これは生花店のバケツ内でも起こります。
バクテリアの影響を最小限に抑えるためには、生花店のバケツやハサミ等の徹底した洗浄・除菌が欠かせません。
また、生花店のバケツ内で発生するバクテリアの繁殖を抑えるためには、生花店でも除菌成分と栄養成分が入った切花活力剤を利用する必要があります。
どこでお花を購入すれば良いの?
しかし、消費者の皆さんにとってどこの生花店が日持ち向上の努力をしているかは判断しにくいものです。
そこで、どこの生花店が日持ち向上の取り組みをしっかり行っているかを第三者評価する機関がMPSジャパン社です。
MPSジャパン社では、「花き日持ち品質管理認証制度」のもと以下のような審査を実施しています。
●販売は入荷より4日以内
●適正な水あげ処理の実施
●バケツやハサミの洗浄・除菌(店内のバケツのバクテリア量を専用のルミノメーターでチェック)
●室温や湿度
他、全19項目
花の店サトウは、福島県内で初めてその厳しい審査をクリアして、県内初の認証取得をしておりますので、
安心してお花をお買い求めいただけます。
また、生花の日持ちは、生花店の努力のみで向上するものではございませんので、
生産者→流通(市場・仲卸・加工・輸送)→小売と、認証取得者間で良い花を最善の状態で消費者にお届けするリレーを推進しております。
花の店サトウでは、より消費者の皆さまに安心してお買い求めいただけるよう、当店独自で「5日間の日持ち保証販売」も実施しております。
日持ち保証販売は、5店舗全店で実施しております。